セブンチェア

建築家アルネ・ヤコブセン(1902~1971)によってデザインされた。1955年の発売から500万脚以上売られているというベストセラーです。成型合板という技術を駆使し生まれたアントチェアは、背もたれから座面まで一体にするという当時としては世界初のデザインでした。しかしアントチェアは背と座が一体の成型合板であるため直角に曲がった部分にどうしてもヒビが入り、黒く塗ることでヒビを隠していました。(形状と黒い色からアントチェアと言われます。)セブンチェアの頃にはさらに技術が進歩しヒビが入らなくなったおかげで、クリア色や明るい色などカラーヴァリエーションが可能になりました。
以前設計した知立の住宅ショールーム「ヒトイエ」にも納めました

セブンチェア フリッツ・ハンセン(1955年)