扶桑の家のアプローチ

石はセリ矢というクサビに似た道具で割ります。施主さんと石材屋さんへ石の端材をもらいに行き、そのセリ矢の痕をそのまま生かして玄関前のアプローチに敷きました。私の自家用車に載せて岡崎から扶桑まで2往復して運びましたが、重みで後輪が沈んでいました。(笑)
16年前に施工した住宅ですが、今でも忘れられない思い出です。昨年こちらの施主夫妻がわざわざ私の事務所にお越しくださいました。玄関のタタキを一緒に施工したことなど、大いに当時の話で盛り上がりました。私はいつも人との出会いに恵まれているな。たくさんの方の助けてもらいながら生きているな。

扶桑の家
ヴォイド在籍時に設計監理を担当