家具の扉

家具の扉には、アウトセットタイプとインセットタイプがあります。アウトセットタイプの扉は箱の部分をかぶせるため、箱の枠は見えません。一方、インセットタイプの扉は箱の枠を見せてその中に扉を取り付けます。つまりこの写真のように、箱の枠と扉が同じ位置(同面(どうづら)と言います)に来ます。ということは枠と扉の隙間の幅やズレが気になり、仕事もとても難しくなります。見方を変えれば職人さんの腕の見せ所ということもできます。

多度の家
設計監理:トミタ建築設計スタジオ