大師堂

高雄山寺の神護寺にある大師堂は、空海が唐での2年の修行から戻って太宰府などに滞在の後、14年間住まいとして使われていた建物「納涼殿」を再興したもの。1168年文覚が空海の旧跡を慕い参詣し、その後再興されました。
入母屋造で杮葺き(こけらぶき)(木の薄板を用いた屋根の葺き方)、屋根の軒が深く風通しも良く夏は涼しそうな建物です。軒をしっかりと出し通気を良くすることて建物は長持ちします。