鵜沼あたりから見る冬至の日の出

1/30(木)の中日新聞夕刊の1面に東之宮古墳から出土した鏡の話が載っていました。
社会面(画像)には赤塚先生の興味深いお話が載っていました。早速、赤塚先生がおっしゃる「王が治めたであろう集落から見ると、木曽川の向こうにおうのはかがあり、冬至の日の出を集落から見ると古墳が光り輝く…。」というのを一昨年に作った地形模型で実験してみました。


冬至の日の出の方角から東之宮古墳のある白山平(はくさんびら)を通るように糸を張ってみる。ちょうど犬山・鵜沼のあたり。水色が木曽川。


念のため、北海道大学HPの暦情報データベースでも冬至の日の出の方角を確認。


模型と北海道大学HP暦情報データベースを重ねてみる。日の出のラインはぴったり。
鵜沼の狐塚古墳か坊の塚古墳の辺りから白山平(はくさんびら)を見れば冬至の日の出の位置と重なりそう。


きっと苧ケ瀬池や狐塚古墳・坊の塚古墳のあたりから見るとこんな風に見えるのかな。向こうに見えるのが冬至の太陽。山が白山平(はくさんびら)。その右にあるのが犬山城。手前は鵜沼。