働くということ
昨日の夕方、名古屋芸術大学にゲスト(特別講師)が来るということで学生に混じって授業を受けてきました。そのゲストとは、京都で家具を作られている戸田直美さんという女性です。
年齢は僕にわりと近く(いや近くないか、、、)、お子さんも2人いる。
そしてバリバリ働いている。なのにバリバリ感がなくてとても自然体で。いろいろな人の助けがあって成り立っているのだとは思うのですが、まわりの人を巻き込むのが上手なのかも。おそらくこれからの女性の生き方の参考になるのではないかなと思いました。ちなみに旦那さんはお洒落なバーを経営されています。
作品は、主張の少ない直線的な店舗用の家具と、存在感のある曲線が優しい住宅向けの子供用の椅子など。その対比が面白く、同じ人が考えたものではないような印象を受けます。店舗と住宅を区別しながら設計するのと考え方が似ているのかな。
この秋から名古屋芸術大学の非常勤講師が始まったのですが、僕が担当している2年生クラスは男子2名女子15名でまるで女子大のようです。自分が学生だった20年前は男子学生のほうが多かったような気がします。あと違うのは、これはモード学園の学生と共通するのですが、僕らの時代より今の学生は真面目で素直です。それにいろいろ考えている。
まさに今、少子・高齢化と言われていますが、なんなんの。知恵を出し合えばなんとかなるんじゃないかって思います。
楽観し過ぎと怒られるかもしれませんが、肯定的に捉えて前に進むしかないと思うのです。
戸田さんのHPです。
http://potitek.com/
こちらは戸田さんの旦那さんのお店
http://ueto2011.com/menu/
↓今週の名古屋芸大の授業はみんなでアイデア出しをしました。