市(いち)新加納


今日はAXISの西脇さんと活動している 市(いち)のサーベイの日。
新加納の町並みを歩いた。
新加納は地名に「新」が付くが歴史のある町である。関ヶ原の合戦での功績をあげた坪内利定が新加納陣屋を築いたのが始まりといわれる。
ここは中山道の鵜沼宿と加納宿間で、宿場間にしては距離がありすぎたため(約17km)、やがて新加納陣屋周辺に宿場が形成され「間の宿」として宿場町ができあがった。
実際に「枡形」もあり、小規模ながら宿場町と同様の構造になっている。
「枡形」とは、外からの敵の侵入を防ぐため、宿場の入口付近で直角に道が二度曲がることで突進してくる騎馬などを防いだそうです。
新加納陣屋は現在の少林寺の南側にあった。現在は更地と工場になっている。
少林寺境内には日本では木曽川周辺と対馬にしか自生していないなんじゃもんじゃの木(ヒトツバタゴ)があった。

なお調査結果は7月に各務原市内にて展示予定です。ご興味のある方はぜひお越し下さい。