上ヶ流のお茶
田んぼの水やりの後、上ヶ流(かみがれ)茶園に行ってきました。
駐車場のそばの管理小屋で運良く「天空の在来種」と「かりした」と「薪火炒り茶(三年番茶)」を買うことができました。どれもなかなか手に入らない貴重なお茶です。もちろんすべて無農薬です。
左から、
「天空の在来種」
日本で栽培されている緑茶の8割が明治時代に静岡県で開発された「やぶきた」と言われる品種です。根付きがよく病気に強く均質に育ち生育も早い品種です。もちろん揖斐川町春日の上ヶ流茶園でも育てられています。一方こちらの在来種は日本に古くから自生してきたチャノキです。少し荒々しく個性のある味わいが特徴で、とても好みです。
「かりした」
茶摘みをし終わった後、一度チャノキを刈り揃えるそうです。その時に出たお茶の葉であるため、葉や茎が混在しており、若さと渋さの両方が味わい楽しむことのできる通好みの味です。農家さんで飲まれる程度で、ほとんど市場に出回ることはありません。
「薪火炒り茶(三年番茶)」
見た目はほとんど枝を細かく砕いたようで本当に美味しく出るのだろうかと心配になりますが、ほうじ茶よりもさらに優しく癖もなく、若干の甘さを感じます。ノンカフェインであるためお子様や妊婦さんも安心して飲めます。