世界三大紅茶

紅茶の世界では、「世界三大紅茶」と言われるものがあります。「世界三大紅茶」とは、キームン(写真上)、ダージリン(写真中)、ウバ(写真下)です。

キームンは中国が原産で、スモーキーな香りが特徴で、渋みは少なくほのかな甘みがあります。ブラックティー(ストレートティー)も良いですが、個人的にはミルクティーがお勧めです。

ダージリンはインド北東部が原産で、爽やかで芳醇な香りがある紅茶です。水の色は薄く、中でも春摘み(ファーストフラッシュ)や夏摘み(セカンドフランシュ)は価値が高く、白ワインのような贅沢な味わいが楽しめます。私は、上質なものは抽出時間をいつもより長め(3分半~4分)にして淹れるようにしています。

ウバはスリランカ セイロン島南東部が原産です。花のような香りが特徴ですが、渋みが強く出やすいのでミルクティーがお勧めです。私は、マサラチャイを淹れるときに使っています。ちょっと贅沢ですが…。(ウバを日本の水道水で淹れると軟水のため渋みが強くなります。一方硬水で淹れると渋みが減り花のような香りか際立ち飲みやすくなります。)