青塚古墳


犬山の南に青塚古墳という前方後円墳があります。4世紀の中頃につくられ、現在は国の史跡に指定されています。
10年前に保存整備工事が行われ、現在はとてもきれいな状態で見ることができます。ただし古墳への立ち入りは禁止。
愛知県では熱田区の断夫山古墳についで2番目に大きい古墳です。
小牧・長久手の戦いでは豊臣秀吉方の砦が築かれた記録もあるそうです。ちなみに毎朝散歩をしている小牧山は小牧・長久手の戦いでは徳川家康の本陣が置かれました。

犬山からの木曽川の下流の愛知県側に扇状地が形成され、その洪積段丘の端部にこの古墳は位置しています。古墳の西には木曽川によって作られた平野が広がっています。
これは小牧の小木にある古墳群と地形の条件が共通しています。