トミタ建築設計スタジオ

2012年6月
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  • 2012/06/30 PM-23:12


    今日は設計機構ワークス 河本さん 主催のワークショップに参加してきました。
    高見庭苑 高見氏 の指導のもと、蛇篭(鉄線で格子に組んだ箱の中に石を入れたもの)の施工と50センチほどの石積みを行いました。
    また、タタキで階段をつくりました。こちらはほとんど見るだけ。

    今回のような蛇篭や石積みの土留めは、こんにちではコンクリートやコンクリートブロックで擁壁として造ることが多いのですが、
    単純な工法であれば、専門家の指導のもと私たちのような素人もある程度までは造ることができます。
    蛇篭や石積みなどの昔ながらの工法は職人さんにお願いするとお金も時間もかかりますが、自分たちでつくれば多少はお金を抑えることができ、苦労とともに愛着もわきます。
    素人が口出しすることではないかもしれませんが、伝統工法が無くなっていくとただ嘆くだけでは何も残らないと思います。
    昔ながらのものはお金と時間がかかるというように早々に諦めてしまうのではなく、何かやれるのではないかと可能性を探ることも必要だと思います。
    私たちは日本人は、戦後から急激に時間をかけて培ってきた伝統や文化を簡単に手放してしまいました。
    単純に高いか安いかを基準にするのではなく、ものを大切にする、やれることは自分でやる、という視点から物事を考えてもいいのではないかと思います。
    急いでできたものは朽ちるのも早く、時間をかけてできたものは長生きをします。

    豊明からの帰り道、そんなことを考えていました。









    2012/06/27 PM-17:36


    今日は保育園に動物園が来た。
    その名も「ポニー牧場」。
    今日だけ保育園が動物園になりました。

    2012/06/22 AM-06:49


    土岐のタイルの原料の作る工場を見学した。
    タイル工場の見学はしたことがあるが、その原料を作る現場を見るのははじめて。そもそも原料を作る工場というものがあることすら知らなかった。
    瀬戸から美濃にかけて花崗岩が多く、またその風化物である粘土(600万年ほど前の堆積物)も多い。そのような背景があり、この地域では古くから焼き物が作られている。
    花崗岩からなる粘土は不純物が少ない良質なものであるが、焼き物にしたときに水漏れを起こしてしまう。そのためにこの地域では釉薬を塗る技術が発達した。
    釉薬を施したモザイクタイルが笠原で生まれ、それが美濃焼タイルの礎だと言われている。笠原はかつては茶碗の一大生産地であったが、昭和初期ぐらいからタイル生産へと変わったのである。
    モザイクタイルはお風呂や洗面などで使われ、意匠系のタイルの輸出も増えたが、現代では水回りはステンレスや樹脂に代わり、また外装や床の大判タイルが増えたことで笠原のタイルは衰退の一途をたどっている。

    工場見学の後、社長さんに笠原にある「モザイク浪漫館」を案内していただいた。ここでは茶碗からタイルまでの歴史を見ることができる。建物の解体時に一つ一つ丁寧に集められたタイルはとても貴重なものばかりである。


    国代耐火工業所はタイルの素地を大事にした魅力ある製品を作っている会社だが、かつては様々な釉薬を使った製品を作っていた。



    かつては土壁の上にモルタルを塗りタイルを貼っていた。目地もモルタル。ひびの一つも入っていない。


    貼り型。タイルを裏面に並べ、紙を貼って壁に貼る。


    ワラで荷造り。


    建築の設計でタイルを選ぶ場合、意匠性とともに金額でものを選んできた。
    600万年ほど前の堆積物である粘土。その粘土を精製し作られた原料。原料をタイルにする工程。
    それぞれの作業を行う身近な人々のことを思うと、これまでの物の選び方が正しかったのかと疑う。
    半日の見学だったがいろいろ考えさせられた。

    2012/06/18 PM-22:24


    今日はAXISの西脇さんと活動している 市(いち)の作業の日。
    前回歩いた中山道 新加納の町並みの模型を作った。

    2012/06/17 AM-08:06

    先輩水野さん家にて、作って飲んで食べた。
    先輩方とともに貴重な時間を過ごすことができた。

    2012/06/15 AM-10:17


    2011年12月、長年勤めていた設計事務所を退職した。
    これまで心掛けていたことをさらに深めたいと思い今年(2012年)独立をした。

    ゆっくり丁寧につくりたい。
    つくったものを長持ちさせたい。

    時間をかけてゆっくり丁寧につくることは今の時代では贅沢なことかもしれない。でも少しでもそう心がけることが大切だと思う。
    愛情を込めてゆっくり丁寧につくられたものは、長持ちをする。

    そんなことを考えています。

    2012/06/14 PM-22:18


    朝晩の犬(ネネ6歳)の散歩が日課である。
    梅雨入り後は犬にカッパを着せて行くことが多くなるが、今日は晴れていたのでゆっくりと散歩ができた。ネネも穏やかな表情をしている。

    2012/06/08 AM-01:21


    ギャラリーキャプションで「そこにある きらめき 木村彩子展」を観た。
    昨年の三人展で初めて作品を観たが、今回の方が印象に残っている。
    何気ない風景のなかの気になる部分を切り取って描いているようだが、
    私には、作家がすべて描いた後に気になる部分だけを残すように消しているように思えた。そんなはずはないのだが。

    木村彩子さんの作品集を買った。
    ちょっとしたトリックがありつつも全体的に丁寧な作りで作品の印象と同様に温かい作品集。

    2012/06/07 AM-08:55


    多度に行く機会に恵まれたので、所用の後多度大社に向かった。
    多度大社は毎年5月4日と5日に行われる、上げ馬神事や流鏑馬神事で有名。古くから農作の時季や豊凶を占ってきた。
    森の中にある本殿の左奥には滝があり、日光に照らされ輝いていた。

    多度から岐阜に向かう途中、海津の町を通った。
    木曽川、長良川、揖斐川の木曽三川に囲まれたこの地域は水害に悩まされ古くから輪中と呼ばれる堤防を築き生活をしてきた。
    多くの建物は石垣の上に建てられ、古い家には倉があります。

    2012/06/05 PM-21:49


    今日はAXISの西脇さんと活動している 市(いち)のサーベイの日。
    新加納の町並みを歩いた。
    新加納は地名に「新」が付くが歴史のある町である。関ヶ原の合戦での功績をあげた坪内利定が新加納陣屋を築いたのが始まりといわれる。
    ここは中山道の鵜沼宿と加納宿間で、宿場間にしては距離がありすぎたため(約17km)、やがて新加納陣屋周辺に宿場が形成され「間の宿」として宿場町ができあがった。
    実際に「枡形」もあり、小規模ながら宿場町と同様の構造になっている。
    「枡形」とは、外からの敵の侵入を防ぐため、宿場の入口付近で直角に道が二度曲がることで突進してくる騎馬などを防いだそうです。
    新加納陣屋は現在の少林寺の南側にあった。現在は更地と工場になっている。
    少林寺境内には日本では木曽川周辺と対馬にしか自生していないなんじゃもんじゃの木(ヒトツバタゴ)があった。

    なお調査結果は7月に各務原市内にて展示予定です。ご興味のある方はぜひお越し下さい。

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